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遺伝子治療薬が初の医療保険適用

遺伝子治療薬で初の医療保険適用 血管詰まる病気の患者対象
8/28(水) 11:28配信
 


 中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は28日、国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」の公的医療保険適用を了承した。血管が詰まり、脚などが壊死する「慢性動脈閉塞症」の患者が対象で、遺伝子治療薬への保険適用は初となる。9月4日にも適用開始となる。

 1回当たりの公定価格は60万円で、患者1人に対し2~3回使用することが想定されている。

 治療薬を患者の筋肉に注射し、血管が詰まった部分の周囲で働かせ、新たな血管を作らせる。

 バイオ製薬会社アンジェス(大阪府)が製造販売を申請し、厚労省が3月に5年間の期限付きで承認していた。

遺伝子治療薬で初の医療保険適用 血管詰まる病気の患者対象(共同通信) - Yahoo!ニュース

 

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厚生労働省は28日、体内に遺伝子を入れて病気を治す「遺伝子治療薬」の初の保険適用を決めた。足の血管を再生する薬「コラテジェン」で、投与1回の公定価格(薬価)は60万円とした。遺伝子治療薬は製薬大手やベンチャーが開発に注力しており、今後も保険適用が進む見通し。一方、研究開発や生産に費用がかかり、薬価は高額になりやすい。財政を圧迫する懸念がある。

28日午前に中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)の総会を開き、9月4日にコラテジェンを保険適用することが了承された。

大阪大学発ベンチャーのアンジェスが開発した遺伝子治療薬。重度の動脈硬化で足の血管がつまった患者に対し、新しい血管を作るための遺伝子を注射して治療する。

薬価は60万360円。保険適用により患者の負担は原則3割となる。医療費負担に月額上限を定める高額療養費制度があるので、実際の患者負担はさらに軽くなるケースが多い。ピーク時の患者数は年1千人弱、販売額は年12億円規模と見込まれている。今年3月に厚労省が製造販売を承認していた。

「究極の医療」と期待される遺伝子治療薬は有効な治療方法が確立されていない難病への治療薬として注目されている。保険適用が相次げば患者は利用しやすくなる。

一方、高コストになりやすいため、薬価は高額になることが多くなりそうだ。ノバルティスが日本での製造販売をめざしている脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」は、米国では2億円を超す値段がついた。早ければ年内に承認される可能性がある。

5月に保険適用されたノバルティスの白血病治療薬「キムリア」は1回3349万円と国内最高の薬価となって注目された。医療技術の進歩により高額な薬が相次いで登場しており、公的医療保険の財政を圧迫する懸念が強まっている

遺伝子治療薬、初の保険適用 血管再生1回60万円 :日本経済新聞